受入れまでの流れ | 糸島の外国人技能実習生受入・指導・支援 – ちいきふる事業協同組合

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受入れまでの流れ

九州の福岡県糸島市。
最近は行政や地元の皆さんの頑張りにより全国区になってきた地域です。

この糸島で地域密着で事業を営んでいるある経営者の方、ここでは仮に糸島社長と呼ばせていただきます。

その糸島社長が仲のいい経営者(仮に友達社長と。)に聞きました。

最近、朝の通勤時間帯に外国の人見るようになったけど、あれって友達社長のとこの制服じゃない?

糸島社長は友達社長から、彼らが外国人技能実習生として自分の会社で実習しているということを教えてもらうと・・・

技能実習生。
なんかニュースや新聞で見たことがあるね。

興味を持った糸島社長はちょっと教えてと、友達社長から話を聞いてみると、

へー。
うちの会社でも技能実習生受け入れてみたいな。

だったら直接話を聞いたらいいよということで、友達社長がその場で携帯を取り出し電話を掛け始めました。

臼井さん、ちょっといいですか?
私の友人なんですけど『ちいきふる』のことについて詳しく知りたいってことなんですが・・・

1週間後・・・
糸島社長が私たちの事務所に来られました。
雰囲気は穏やかですがどことなく顔が曇っているようなというのが第一印象でした。
糸島社長は、最近ニュースや新聞で見るようになった外国人技能実習生というものに興味を持ち始めたとのことで。

なんかニュースやら新聞には悪いことも書かれていますが、正直なところどうなんですか?

今から日本は少子高齢化で年間50万人ずつ働き手が減っていくということですから、私は外国の人に頼らざるを得ないと考えているんです。

うちの従業員さんも頑張ってくれているんですけど、若い頃みたいな馬力がなくなってきてまして。

私も一緒に年をとっとりますからよく分かっとります。 ハハハ。そう考えると正直頭が下がります。

ご自身の事業のことで不安を抱えていらっしゃるのが分かりました。

だからと言って、じゃあ外国人技能実習生ということで外国の人を雇うと言っても、言葉の問題もあるでしょうし、英語は出来るんですか?

私が喋れるわけではないんですけど。ハハハ。あと、うちの従業員さんたちと上手くやれるかとも思うし、上手くいかなくて揉めて失踪したなんて話も新聞で見た覚えがありますからね。実際のところ、どうなんでしょうか?

これは多分、受け入れるのは良いけど、受け入れた後どうなるんだろう。

受け入れたらあとは知らんふりなんてことは無いのか、受入れ後もきちんとフォローをしてくれるのかという不安から出てくる言葉なのでしょう。

わざわざ私たちの事務所に来られているのですから、表向きの綺麗事を聞きたいのではなく、正直なところを聞かせてほしいという想いでしょう。

ですから、いつも通り正直にお話しさせていただきました。

技能実習制度ですが、『人づくり』に寄与することを目的とした国際貢献の制度です。決して雇用の調整弁ではありません。忙しいときだけ使って、暇なときは休ませるということではありません。

年間通して、しっかり実習をさせ技能を学ばせ、母国にとって役立つ人材に育て、母国に戻すという制度です。

私たちの主軸は『技能実習生の成長と成功』です。彼ら彼女らが成長してくれて母国に戻って成功してくれることが第一です。そうすれば結果的にその会社も発展すると考えています。

大前提をしっかりお伝えし、それを理解してもらってから話を続けました。

受け入れをご検討していただく経営者の方には、彼らを家族のように考えて下さいとお伝えしております。

これは人間同士ですから、気持ちが仕草や態度に現れ、どう誤魔化しても結局は、相手にその気持ちが伝わってしまうからです。もちろん良くも悪くもです。

もしこの気持ちが無ければ、お互いの理解不足からトラブルを招くことになってしまうということを再認識していただくため、改めてお伝えしました。

あと、現地の面接には社長にも同行してもらっています。
外国から人を雇うということですから。もちろん私も一緒に面接します。

そして、たくさんアドバイスもします。
でも最終的には社長に決めてもらっています。

それと現地の面接には実技のテストなども含め2〜3日かけます。
最終的には選考を兼ねた家庭訪問を行います。
親御さんにも会って、親御さんの気持ちもしっかり受け止めて選考をするようにしています。

そして、選考してからは、その候補者には現地の送出機関の寮に入ってもらい、日本語、日本のルール、それにマナーなどの勉強をスタートしてもらうこと。

平日は寮生活をしてもらうが、そのとき、送出機関の担当者には、候補者たちの素行の確認もしてもらっていることを同時に伝えました。

面接の時だけ上手に切り抜けても毎日24時間の寮生活ではボロが出るものですから。過去には実際にそれで不合格とした候補者も残念ながら数名いたということも伝えました。

それと、コミュニケーションの問題は、正直少なからず生じます。

実習生たちは寮生活をしながら6〜8ヶ月くらい日本語の勉強をしてから来日するんですが、私がその立場だったらと考えてみても、正直6〜8ヶ月勉強したくらいで外国に行って現地の人とスムーズなコミュニケーションをとる自信はありません。

ただスムーズには難しくても、ゆっくり簡単な言葉に置き換えてであれば、大丈夫かもしれません。それにその6〜8ヶ月の勉強を最大限に活かすために、独自の取り組みをしております。

現地の送出機関と協力して、うちの通訳のハーと現地の実習生たちが、ほぼ毎日オンライン面談を実施して成果を上げていることを伝えました。

教材も独自のものを作って、本人たちの学習進度に合わせたカリキュラムを作成して、遠く日本からお尻を叩きながら日々レベルアップを図る取り組みをしていますと。

コミュニケーションの問題は、入国後も続きますので、制度上必須とされる入国後一ヶ月間の入国後講習だけでなく、その入国後講習が終わり、実習が開始してからもうちの事務所の教室で毎週日曜日に何名もの日本語教師によって日本語講習を開講しています。

もともと、うちが糸島で30年近く外国人留学生の受け入れをしている日本語学校を母体としているため、日本語教育に力を入れていること。

実習生にとって日本語の修得が実習において役立つことはもちろんだが、彼らの財産となること。入国後1年目には日本語能力試験のN4の取得、帰国するまでにはN3の取得(あわよくばN2までの取得)を応援し、毎週日曜日に日本語講習を開講していることなどを話しました。

ここまで「ふむふむ」と聞かれていた糸島社長が、

なるほど。じゃあ受け入れるにあたっての具体的な手続きはどうなりますか?

今、ざっと話させていただいのは口頭で大まかなことですから、より詳細なことは『技能実習制度説明会』という形でスライドなどの資料を使って、きちんと説明して理解していただきます。

お互いがきちんと理解できたと確認できましたら、現地面接の日程を調整します。 現地面接後は選考した候補者と雇用契約を結ぶのですが、すぐには結びません。 候補者たちには、平日寮生活をしてもらいます。

その後、時期を見て日本で技能実習をしたいという気持ちに変わりないことを確認してから雇用契約を結びます。 1ヶ月くらい寮生活をしてもらってからです。

そして外国人技能実習機構・入国管理局・日本大使館へという国内外の官公庁への手続きを経て、入国という流れになります。今からですと入国まで早くても7〜9ヶ月後ということになります。

入国までの流れを簡単に説明しました。

糸島社長はその後『技能実習制度説明会』に申し込まれ、上記の流れに沿って外国人技能実習生の受け入れをされ無事に実習がスタートしました。

あの日、事務所でお話しさせていただいてからは、糸島社長とは定期的にお会いして技能実習以外のことも色々お話しさせていただくようになりました。

実習が始まって二ヶ月程たった頃だったと思いますが、糸島社長の会社にお伺いしたときのことです。

すごく真面目に取り組んでくれていますよ。
素直だしうちの従業員さんたちとも上手にやってくれていますよ。
最近では日本語で冗談を言ったりしてますしね。

ああそういえば、この前、焼肉を食べに行ったんですが、鳥と豚ばっかり頼んで牛肉を食べないんですよ。
遠慮せんで牛肉も食べんねって言うんですけど、こっちが好きなんですって。そんなもんなんですね。

こんな話を聞くのが大好きです。

やはり人間同士です。愛情を持って接すれば愛情で返してくれます。
実習中に危ないと思えば本気で怒るとも言われてました。怪我に繋がるからと。
実習生もそれが愛情から来てるかどうかはすぐに分かります。
実習生もすぐに謝って、お互いそれから尾を引くことはありません。

他にも技能実習生たちが来てから職場が明るくなったと感じること。
今年いっぱいで引退すると言ってた長年勤めてくれていた従業員さんが、もうちょっと続けたいと言い出したこと。
休日に従業員と実習生たちとで一緒に釣りに行ったりしていることなどなど。
20代の元気で明るい彼らが職場にきてくれたお陰で思いがけない効果があったともおっしゃってくれました。

そうそう、前々から聞こうと思ってたんですけど、なんで『ちいきふる』ってつけたんですか?

よく聞かれる質問です。
「偉そうに聞こえるかも知れませんが…」と話し始めました。

地域が笑顔であふれて笑顔でいっぱいになるようにとの想いを込めて、英語のfullの響きと形容詞の〜fulからChiikiful(ちいきふる)として、地域を形容詞っぽい響きにしたら、地域が笑顔であふれるという感じがでるかなとか考えまして…

聞かれるので答えるのですが、正直、言ってて恥ずかしかったです。

「そうですか。ほー。」
なんか感心したように頷いてくれまして。

確かに私は笑顔になりましたよ!
あーすごく良い人だ。人間が出来ていらっしゃる。

(注)登場人物の糸島社長は実在する特定の人物ではありません。

ただ、実際に技能実習生の受け入れをされている複数の実在の社長を足し合わせたイメージの人物です。 ですから、この話自体はほぼ実話で構成されております。


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